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ツェンタル (ボスニア・ヘルツェゴビナ) : ウィキペディア日本語版
ツェンタル (ボスニア・ヘルツェゴビナ)

ツェンタルボスニア語:、クロアチア語:、セルビア語:)は、ボスニア・ヘルツェゴビナ基礎自治体。ボスニア・ヘルツェゴビナを構成する2つの構成体のうちボスニア・ヘルツェゴビナ連邦の、サラエヴォ県にあり、サラエヴォを構成する4つの自治体のうちのひとつ。サラエヴォで最も古いスタリ・グラードと、より新しい区画であるノヴィ・グラードノヴォ・サラエヴォの間にある。
== 特徴 ==
ツェンタル自治体は、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都であるサラエヴォの行政、ビジネス、商業、文化、教育、医学の拠点である。各方面においてツェンタルはサラエヴォの中核をなしており、国家や市などの官公庁が集中している。
ツェンタル自治体には3,313ヘクタールの土地があり、そのうち17%近くが住居である。全面積のうち、それぞれほぼ半分に相当する1600ヘクタールが私有、1713ヘクタールが公有となっている。自治体では、5月2日を「ツェンタル自治体の日」として祝福する。これは、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争におけるセルビア人勢力による、ボスニア・ヘルツェゴビナ大統領評議会への攻撃から、勇敢に守り抜いた市民らを称えてのものである。ツェンタルはまた、サラエヴォオリンピックの会場となった多くの施設を有している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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